工房の写真シリーズ
工房の写真シリーズです。
引き戸を開けると真正面に大きなテーブル。
右はコサージュなどを並べた棚です。
なんでカーテン越しかって?
いや、全部を画面いっぱいに入れて撮ると意外に素敵じゃないのですよ。(笑)
人間の目ってよくできてます。
必要なものだけをクローズアップして、他の情報はなんとなーくカットして見てるんですね。
見てるようで見てないというか。
興味をひかないものの上は素通りできる能力があるんですね。
ところがこれを写真に撮るとですね、あら不思議。
写真は機械的に全てを平等に写し出しますからね、いろんなものがごっちゃにおいてあるうちの工房って、なんだか失敗した野菜炒めみたいな画(え)になってしまうんです。
どうみても散らかってるだけみたいで、がっくりしてしまいます。
やっぱり工房も、写真じゃなくて実際に来ていただかないとこの雰囲気はお伝えできない。
香りの事もね。
生徒さんに言わせると、うちは木の香りがするんだそうです。
うちは伝統在来工法で柱も床もムクの木が多用してありますし、壁も土壁なんです。
細竹を編んで作ったベースに泥を塗っていって、仕上げに漆喰を塗ってある壁です。
おかげで家の中にいながらにして、森の中にいるような空気感(工務店の社長さん談)なんですよ。
小物作りだけでなくこういった土壁に興味のある方にも、ぜひぜひ一度、工房に遊びにきていただきたいです。
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