つるバラ
カイとゲルダの家はお向かい同士(隣同士だったかな?)で、二階のカイの部屋とゲルダの部屋が向かい合っている。
窓と窓に板を渡して小さなデッキをつくり、二人が自由に行き来できるようにしてある。
そしてそのデッキにはバラが一杯咲いている。
いいなあ・・・。
きっと柵にはつるバラがからまって咲いているに違いない・・・。
日当たりの良さそうなデッキに、ピンクのつるバラ。
(ピンクというのは自分の中のイメージ。そういう記述は無かったような気がする。)
どうもつる植物に弱い私です。
バラも大型の豪華なものよりも原種に近い5枚花びらの小さなバラが好きで、しかもつるバラが好き。
今、家の西側には植えて2年目のモッコウバラが勢いよくつるを伸ばし始めています。
去年はウドンコ病で葉っぱがみんなダメになってしまったけど、今年は元気一杯。
花が咲いたら庭にテーブルを出して、友達を呼んでお茶でも飲もう・・・。
そうそう、カイを探しに行ったゲルダは途中で魔法使いのおばあさんにつかまって記憶を封じ込められ、小間使いのように庭の手入れをさせられていたんでした。
でもおばあさんがたったひとつ隠し忘れた、帽子の飾りのバラの花を見て、ゲルダは記憶をよみがえらせ、そこを脱出してカイを助けに行くことができたんです。
花は昔の記憶をよみがえらせる・・・。
真ん中のコースター・・・大好きなつる植物・・・