ポーラーベアのラップスカートと猫トイレのお話
かわいい・・・。
かわいすぎる・・・。
ふはっ。
重なった部分は縫い留めてあるのではだける心配もありません。
いいね~。
ヒップボーンで履くタイプ。
これももちろん、楽々のゴム入り。
Mサイズの方からLサイズの方までOK!(のはず!)
どうぞ試着してみてくださいね。(^^
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みーたろお気に入りのトランクベッド。
下にはぴーちゃんお気に入りのハマグリ御殿。
気づいたらうちは猫ベッドだらけ! 笑
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ところで。
昨日紹介しました「道ばた猫日記」の中に「猫問題は人問題」という言葉が出てきました。
そうなんです。知れば知るほど、猫の問題は人の問題と思うようになったのです。
ノラ猫のことを調査中にこんなことがありました。
ある方からこんな話を聞きました。
「しょっちゅうあの家で猫を見かける。あの人が餌をやっているに違いない。」
ところが実際にその近所の人ひとりひとりに話を聞いてみると実は誰もその現場を見ていない。
当のご本人に話を聞くと、確かに室内飼いしている猫が居たけれどその子たちも年を取り、昨年最後の子が死んでしまった、猫と言えばよく軒先にノラ猫が来ている、と・・・。
猫好きであるその人が空虚な心でいる時期に、近所で生まれたノラの子が軒先で雨宿りしにきたりするのを喜びこそすれ追い出したりするはずもありません。
ところがそこから猫が出入りするのを見かけた近所の人はあの人が餌付けをしているからノラ猫が増えるのだと思いこんでいたのです。
誤解が誤解を生み、ご近所さんが集まるとこそこそと非難されるようになっていました。
地道に一軒一軒に聞き取り調査をして行くと、ノラ猫がいつも生まれているのは一本筋違いの廃屋のあたり。
その方の家では無かったのです。
誤解されて周囲の鼻つまみ者になり、近所の人から挨拶もしてもらえなくなっていたというその方。
なぜそんなにお隣さんからにらまれるのかもわからず途方に暮れておられました。
・・・猫が好きで追い払えないというだけでそんなことになっていたという悲劇。
あるいはこれまた、老婦人が餌付けをしていて猫が増えている、糞尿被害がひどいという噂で調査にうかがうと、その方は別に餌付けをしているわけでもなんでもなく、猫たちもれっきとした家猫。
実は周囲の家の庭に出入りしていたのは老婦人宅の猫たちばかりではなく、違うところでごはんをもらっていたノラ猫たちも含まれていたということが判明しました。
老婦人宅にはちゃんと猫トイレもあり、庭も広々していて耕されていて、外に出た猫たちはそこでもウンチをしていると・・・。
わざわざよそまで出かけていってフンをするかなあと疑問に思うくらい。
でも老婦人がよそのノラであろうとみんなわけ隔てなく猫をかわいがるので、周囲の方は全部がその方の猫だと思いこみ、よそのノラ猫がした糞尿まで全てその方の猫がしたものとしてうらみを全てその方に向けていたのです。
これも憶測と誤解が生んだ悲劇です。
ノラ猫も元はと言えば飼い猫。
捨てられた子やその子が産んだ子がノラとして暮らさざるを得なくなっただけ。
まさに、猫の問題は、人の問題。
猫を嫌う前に、猫を捨てた人や不妊去勢手術をしてやらなかった人へ、その思いを向けてほしい。
もちろん猫を外に出してしまっていることにも問題があります。
住宅事情が変わった今、猫を外に出して飼うのはもうそろそろ無理があるということもわかって頂きたいのです。
昔と違って家が建て込んでいたり、道も庭もアスファルトやコンクリートで固められている昨今、猫たちだって排泄する場所がなくて困っています。
猫には公衆トイレがないですから。
猫問題でみなさんが一番頭を悩ませ、口々に言うのはやっぱり糞尿被害です。
そのせいで猫が嫌われてしまっているのです。
話を聞くとたいていの方が「別に猫が嫌だったわけじゃない。でも糞尿被害のせいで猫を嫌いになった。」とおっしゃるのです。
実は嫌われているのは猫ではなくて、フンなんです。
猫の気持ちになってみてください。
外に出ている間に、排泄するのによさそうなフカフカの土を見かけたらついもよおしちゃうでしょう。
「あ、トイレしたい。でもうちに帰るのめんどくさい。」となったら、そのあたりのいい感じの土のところで「あ~、ちょっと失礼」ってなっちゃうでしょう。
人間が外出先できれいな公衆トイレを見つけたら「あ、この先いいトイレがないかも。ここですませとこ。」って思うのと一緒です。
そして昨日もおとといもここでやったとなると、習慣とはすごいもので通りかかっただけで逆にもよおしちゃう。
猫だって同じなんです。
昨日ここでやって快適だったと思うと、今日もそこでしたい。
でも昨日やった排泄物がまだそこにあるとなると、ちょっと離れたところですませる。
人間はそれを見て「きー!今度はこっちにやられた!」と思う・・・。
すみません。
猫の代わりにあやまります。
猫には公衆トイレがないんです。
猫を外飼いにしている方には、本当はおうちから出さないようにしてほしいですけど、なかなか一足飛びにそこまでは変えては頂けません。
仲良くしているご近所さんなら言い出しづらいし、ちょっと疎遠な関係の方だとますます言いにくい。
それならできることからちょこっと対策、自衛を。
まだ完全室内飼いにできていない飼い主の方、飼い猫やノラ猫による糞尿被害にお困りの方、どうぞ以下のことをお試しください。
基本的に雨に濡れにくい場所で
●プランターに腐葉土や川砂を入れて庭の片隅に置いておく。
●庭のひと隅をブロックやレンガで囲って、そこには何も植えず、腐葉土や川砂を入れておく。
どちらも最初は上にマタタビなどふりかけておくと猫が寄って来やすいそうです。
固まってしまう粘土質のものは不向きです。フカフカの土や砂が向いています。
フンを見つけたらすぐに取り去ってください。
人間だって、前の使用者が流してくれていないトイレに入るのは嫌でしょう?
猫は人間が思うよりずっときれい好きなんです。
もしかすると砂をかけて埋めてしまっているかもしれないので見当たらなかったらちょっとトングで掘ってみてください。
フンをつかむのはトングが一番便利ですし、掘ると必然的に土が返されてフカフカになります。
匂いがひどい場合はバクテリアの力を利用した猫の尿臭軽減スプレーが市販されています。
インターネット通販で買えますよ。
ググってみてくださいね~。
というわけで、猫の代わりに 「ごめんなさい。どうぞよろしくお願いします。」 ぺこり。