ガレット
隣の市にできたガレット屋さん、とってもおいしいと生徒さんに評判を聞いていたので
前から行ってみたいと思ってました。
なんでも、夏にOPENしたばかりなのに、今では予約しておかないと座れないほどの人気だとか。
座れないとがっかりなので予約の電話を入れてから出かけてきました。
ほっほー。
おしゃれな外観!
中もおしゃれでしたよ。
写真は・・・撮りたかったけどまだカメラのアダプターが届いてないので割愛!
(充電量がピンチ!赤ランプが付いてる!)
でもガレットの写真くらいは・・・。
最低限一枚ずつ。
私の頼んだディジョネーゼとやら。チキンのマスタードソース。(だったっけ?)
チキンとマスタードなら食べられる♥ と思ったけどチーズもたっぷりだった。
しかしここまで来て食べられませんじゃ悔しいのでガッツリ食べました!
久々のチーズ、ウマー!!
それからダンナのはこっち。エビとチーズのガレット。
これはランチセットで、他に紫芋のポタージュスープとデザート、飲み物が付いてました。
おいしかった!!
今写真を見ているだけでまたお腹がすいて来たー。
いやーほんと、おいしいし、結構お腹いっぱいになりましたよ。
うん。
これはいいわ。
流行るわけだわ!
お店の紹介はこちら ⇒ ろん○ろん
ガレットと言うのはそば粉のクレープの上に卵やチーズやハムなどを乗せたものです。
ご存知?
このところ日本で流行り始めているので知っている方も多いでしょうね。
食事用のクレープ、と言ったらいいのかな。
この食べ物を知ったのは海老沢泰久氏の「美味礼讃」という本でした。
現在の辻料理師専門学校の創始者、辻静雄の半生を綴った本です。
辻静雄 ⇒ ★
本当のフランス料理を知るために夫婦でフランスに渡った辻夫妻。
フランス中の三ツ星レストランを食べ歩き、あるときブルターニュ地方の小さな海沿いの店にはいります。
三つ星にしてはどうもみすぼらしい、老夫婦二人で細々とやっている小さなレストランでした。
何かの間違いではといぶかしがりながら席につく二人。
ところが全く期待もせずに頼んだ子羊のソテーがとんでもなくおいしい。
これはデザートも期待できるかと思ったら、できるのはクレープだけだと言う。
まあ仕方ないとそれを頼むと、出てきたのは何の変哲もない茶色いそば粉のクレープがお皿にひらっと一枚、上にパラパラと砂糖を散らしてあるだけ・・・。
(と言う感じだったと思う。うろ覚えですみません。)
デザートまで期待するのが無理だったかと二人はがっかりします。
しかし、ひと口食べて二人は顔を見合わせます。
「なんなのこれ。」
たったこれだけのものがどうしてこんなにおいしいの?
もう。このそば粉のクレープなるものが食べたくて食べたくて。
何度この本を読んだことか。
そして数年前のフランス旅行。
ついに念願のそば粉のクレープ=ガレットを食べられることになりました。
ディナンという町のガレットで有名な・・もうなんとい名前だったか忘れたけど・・・有名なお店。
想像していたよりベースのガレットが分厚くてしっかり食べごたえがありました。
そば粉の素朴な甘みとコクもいい。
食べ始める前はたかが一枚のクレープだからおやつ感覚で、そんなにお腹は膨れないだろうとおもっていたんですが上に乗ったハムがこれまた分厚くて、食べ終わる頃にはすっかり満腹に。
なるほど。
これは、
たしかに、
おいしい。
このお店、ろん○ろんのガレットはディナンで食べたものよりも薄く、おしゃれな感じでした。
これは女性に受けますね!
流行るわけです。
ああ、嬉しいなあ。
すぐに行ける距離のところにガレット屋さん。
しかもちゃんとフランス人のやってるお店のガレットが食べられるなんてねえ。
誰か誘ってまた行こう。
うん。
(でも次回はチーズは抜いてねって言わなくちゃ。)
・・・・・・・・・・・・・・
さて今日のおまけ。
タフのおおあくびー。